
毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。
国際アルツハイマー病協会と世界保険機構(WHO)が1994年に制定したもので、認知症についての理解を深め、認知症の方やご家族を支える社会を作ることを目的とし、世界中で啓蒙活動が行われています。
日本でもこの日を中心に、講演会や相談会、パネル展示など様々な取り組みが行われています。
当院でも9月16日から2週間、売店前でパネル展示を行いました。



皆さんの声を貼った「ロバ隊長」は「認知症サポーターキャラバン」のシンボルです。
「認知症サポーターキャラバン」は、認知症を正しく理解し、地域や職場でできることを考える取り組みであり、働き者で人を支えるロバの姿は、認知症の人に寄り添うサポーターの象徴です。
「ちょっとした気づき」や「やさしい声掛け」を心がけることが、認知症の方にとって安心して暮らせる社会につながります。
世界アルツハイマーデーをきっかけに、私たち一人ひとりが認知症についての理解をさらに深め、日々のケアや対応に生かしていくことが大切です。
今回のパネル展示の飾りや配布物の作成には多くの患者さんが参加してくださいました。
作成したキーホルダーやヘアゴムなどは、展示をご覧になった方に自由にお持ち帰りいただきました。


7月19日(土)、20日(日)と、ウエーブパークなめりかわ周辺で行われた『ふるさと龍宮祭り』の救護班として4名の看護師が参加しました。
お祭りでは、龍宮パレードや海上花火大会をはじめ、様々なイベントが企画されており、たくさんの人々が参加されていました。
両日とも30℃を超える真夏日で、私たちも熱中症対策は欠かせない状況でした。そのような中でしたが、熱中症などによる重症者の搬送はなく、参加者それぞれが熱中症対策を行いながら楽しんでおられるようでした。
今後も滑川市唯一の公的医療機関として、滑川市と連携し地域活動に参加しながら、地域住民の皆様に貢献できる病院でありたいと思います。


6月30日(月)から7月4日(金)の5日間にわたり、社会に学ぶ「14歳の挑戦」が行われ、市内の中学校から4名の生徒さんが当院に来られました。
この14歳の挑戦の目的は、「学校外での職場体験や福祉・ボランティア活動等に参加することにより、規範意識や、社会性を高め、将来の自分の生き方を考えるなど、生涯にわたってたくましく生き抜く力を身に着ける事が出来る様にする。」であり、様々な職業体験から貴重な学びを得る事が出来たと思います。
生徒さんたちは、いろんなことに興味や関心を持ち、積極的に取り組んでおられました。自分の夢や希望、将来の職業について理解が深まったのではないかと思います。
今回の経験を通して、今後の人生に役立てていただければ嬉しいです。

