世界アルツハイマーデー展示
毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。
国際アルツハイマー病協会と世界保険機構(WHO)が1994年に制定したもので、認知症についての理解を深め、認知症の方やご家族を支える社会を作ることを目的とし、世界中で啓蒙活動が行われています。
日本でもこの日を中心に、講演会や相談会、パネル展示など様々な取り組みが行われています。
当院でも9月16日から2週間、売店前でパネル展示を行いました。
皆さんの声を貼った「ロバ隊長」は「認知症サポーターキャラバン」のシンボルです。
「認知症サポーターキャラバン」は、認知症を正しく理解し、地域や職場でできることを考える取り組みであり、働き者で人を支えるロバの姿は、認知症の人に寄り添うサポーターの象徴です。
「ちょっとした気づき」や「やさしい声掛け」を心がけることが、認知症の方にとって安心して暮らせる社会につながります。
世界アルツハイマーデーをきっかけに、私たち一人ひとりが認知症についての理解をさらに深め、日々のケアや対応に生かしていくことが大切です。
今回のパネル展示の飾りや配布物の作成には多くの患者さんが参加してくださいました。
作成したキーホルダーやヘアゴムなどは、展示をご覧になった方に自由にお持ち帰りいただきました。